2023.06.26
『1秒先の彼』は現在開催中の第 25 回台北映画祭のガラ・プレゼンテーション部門へ正式出品されており、主演の岡田将生さん、山下敦弘監督、脚本を手がけた宮藤官九郎さんが参加しました!
6 月 23 日(金)に行われた記者会見では大勢の台湾メディアが駆けつけました。山下監督、岡田さん、宮藤さんの順に「ダージャーハオ(こんにちは)」と中国語で挨拶をすると会場から大きな歓声が!台湾に来たのは初めてだという岡田さんと宮藤さん。「オリジナル版を観た時に、ぜひ台湾に行ってみたいと思っていたので、1つ夢が叶いました」という岡田さんと「普通、脚本家はあまり映画祭に行かないのですが、『台北映画祭にはぜひ行かせてくれ』と言って何か月も前からスケジュールを空けていました。今日、ここに来れて良かったです。楽しみにしてました」という宮藤の言葉に、会場は一気に和んだ空気に。司会が「この 3 人が揃って台湾にいらっしゃるということは、日本のコンテンツが好きな台湾人にとってたまらない光景かと思います!」と言い、岡田さん、山下監督、宮藤さんの台湾での人気ぶりが伺えました。フォトセッションでは岡田さんに対し、日本語で「カワイイ!」というコールが巻き起こり、岡田さんは少し戸惑い、照れながらも、台湾メディアのリクエストに応えたポーズをとっていました✨
【6/23 記者会見 トーク内容】(敬称略)
――本作の見どころについて
岡田:台湾の方々にこの作品をどう受け止めてもらえるのか楽しみですが、僕は『1秒先の彼女』を見て台湾に行ってみたいと思ったの、台湾の皆さんにも京都に行ってみたいと思って頂けたら嬉しいです。
――登場人物の “名前の画数が多い・少ない”という設定はどのように思いついたのですか?また、本編中に登場する苗字はどうやって選んだのでしょうか。
宮藤:僕は割と画数が多い名前なので、名前を書いている間に他の人が既に書き終わっているんですよね。子供の頃、筆箱などに名前を書く欄があると思いますが、僕の名前は長いのではみ出るんです(笑)。それで自然と短い名前の人は良いなと思っていたんだと思います。それでとにかく長い、画数の多い名前を調べた時に「釈迦牟尼仏(ルビ:みくるべ)」(※荒川良々演じるバス運転手の苗字)という名字を見つけました。読みは 4 文字なのに、なぜか漢字は 5 文字もあるんです。読んでない漢字が入ってるんですよね(笑)。すごいなこれ!と思い、今回採用させて頂きました。
――ハジメの妹・舞の彼氏役を演じたしみけんさんのことは台湾の皆さんも詳しいと思います(笑)。
山下:どうしてみなさんしみけんさんのことを良く知っているんですか?何を見ているんでしょうね(笑)。ハジメの妹・舞の彼氏については、ハジメより年上の人から「お義兄さん、お義兄さん!」と言われている状況って面白いですよねと宮藤さんと話していました。さらにしみけんさんみたいな人だったら面白いねという話になりオファーしました。
QAの様子は「②第25回台北映画祭レポート(プレミア上映)🎥」にて!